好きなことして生きる

残りの人生を楽しむための毎日の記録

そこにいるだけで価値がある

朝から、娘の情緒不安定に付き合わされる

 

なだめて、話を聞いて、

送って行ったが車から降りられず

 

涙をポロポロと流して黙っている

 

帰りの車の中は沈黙のまま

 

 

わたしの頭の中

 

家には他の子どもたちが待ってる

夫は仕事で家にいない

 

流しには食器が溜まったまま

洗濯機の中には洗濯が終わって干すのを待ってる洗濯物

 

バケツにつけておいた上靴

 

ご飯作って食べさせなきゃ

掃除もしなきゃ

 

あー、わたしがもっといいお母さんだったら

 

もっとちゃんとしている人間だったら

 

わたしのせいでこうなった

 

わたしがいるから家族は不幸だ

 

わたしがいなくなれば

 

 

 

 

どんどんと苦しくなる

頭がぐるぐるしてくる

 

わたしがいなくなれば

 

 

 

 

 

いや、わたしがいなくなっても

この状況は変わらない

 

むしろもっと大変になる

 

わたしが家事をしようがしまいが、

子どもたちにそこまで

悪影響は与えていないはず

 

そこにいて

にこにこして

機嫌が良くそこにいるだけで、

 

それがいちばんいいのでは?

 

子どもたち、

学校に行けなくても

英検サボってしまっても

ピアノの練習しなくても

 

この子達の価値は変わらない

 

そこにいてくれるだけで

 

いるだけで価値がある

 

わたしも子どもたちも

夫も

 

そこに生きていてくれるだけで

それでいい

って気持ちが切り替わったら

 

フッと楽になった

 

普通に過ごしている人たちも

同じように悩んだりしているのかな

 

わたしは普通に過ごしているけど、

時々どーんと落ち込んで

不安定な気持ちに飲み込まれる時がある

もがいてもがいて、

あ、やっぱり幸せだったと思い出す

 

人生の中で何度も

わたしなんて生きている価値もない

と考えた

 

そしてズドーンと闇の中に入り込む

 

しばらくして、

生きていてもいいって思えると涙が出てくる

 

私は病んでいるのか

 

病んでいることに気づかず生きているのか

 

病んでいることを隠して生きているのか

 

 

暇だから悩むのか

 

忙しくて悩みに気づかない方がいいのか

 

いや、蓋をしていたくはない

 

時々蓋を開けて、

生きているだけでいいよ

 

と、確認作業をしているみたいだ

 

何度この言葉に救われただろう

 

何もできなくても

そこにいるだけで価値がある

 

ここにいるだけで

誰かの役に立てますように。

 

読んでもらうためのブログを書くと

言いながら、

またもわたしの心のうちを

吐き出すものを書いてしまった。

 

わたしにとってのブログは、

自分自身の思考を整理するためのツールなのだろう

 

それでもよしとしよう。