好きなことして生きる

残りの人生を楽しむための毎日の記録

苫野一徳先生 講演記録

合志市で開催された苫野先生の講演会

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そもそも教育は(学校、教師)は、何のために存在するのか。

苫野先生は、すべてのこどもに「自由の相互承認」の感覚を育むことを土台に、「自由」に生きるための力を育むため、

とおっしゃった。

 

お互いが自由であることを認め合うこととお話を続けられた。

 

お互いが自由である

これは夫婦間でも親子間でも本当に大切だなぁと思考の中で脱線しながら聴いていた。

 

お互いの自由を認めあえば、もっと風通しが良く過ごしやすい家庭になるのに、お互い干渉して口出しして、苦しくなるときもある。今はすぐに飲み込まれそうになったら、抜け出すことができるけれども。

干渉されるのは苦手。

 

 

 

苫野先生は、

不登校の問題は、その子の問題ではなく、学校システムの問題である

 

みんな同じことを、

同じペースで同じようなやり方で

同じ年齢の学年学級制度で、

出来合いの答えを勉強する

ベルトコンベアー方式

とおっしゃっている。

ほんと、その通りだなぁと強く同感した。、

 

この集団の中で、

同調圧力がかかり、

空気読めよ的な圧力で、

みんなと同じようにできない者を

生み出させないようにする空気感

 

息がつまりそう!!

 

同じようにしなくちゃいけないの?

同じじゃなくていいじゃん

みんな違ってみんないいとかいいながら、

みんなと同じようにできないことに目を向けて、

この子が困らないようにとかなんとか言って、

同じようにさせようとする、

集団の雰囲気、

ほんと嫌いです。

 

だから、

いいよできなくて

と、わたしは言いたい。

 

そんなのおかしいよね、あなたはあなたのままでOKだよ

と、言える大人でいたい。

 

苫野先生の講演を聴きながら、

強く勇気づけられました。

 

学校自体をしあわせな場所にしたいんです

 

と言う言葉を苫野先生から聞いたとき、涙が溢れてきたのです。

 

そうです。

学校自体をしあわせな場所にしたい。

学校の中に居場所を作りたい

あなたももちろんいてもいい、いるべきだ、いて当然だと安心できる場所を提供したいのです。

 

どうありたいかを見つめ直す、有難い機会になりました。

 

対話という言葉もたくさん出てきましたが、それも今回のわたしにとってのキーワードでした。対立して平行線ではなく、対話を通して、より良くなるために協力していく。とてもわたしにとって心地よいキーワードです。

 

すっかり苫野先生のファンになりましたよ。

本も早速読んでみたいと思います。